ちょっと前になりますが、キックオフインベントで、今年のスタッフが発表された時に「ん?」とおもったのが、
「アナリスト」塚本 修太。
アナリスト?名前から相手チームのスカウティングをする専門の舞台?それなら「スカウト」でもいいのに・・・
と、思いましたが、最近ではメジャーな職になっているんですね。
アナリストとは・・・・
「選手及びチームを目標達成に導くために、情報戦略面で高いレベルでの専門性を持ってサポートする職業」ということで、この情報戦略面で高いレベルというのが味噌ですね。。
どうしてもスカウトだと経験をもって資料作って持っていくということになってしまいますが、アナリストは情報分析したうえで数字をもって客観的に分析することになるんでしょう。
同じことは2021以前にもやっていたとは思いますが、改めて「アナリスト」とつけられると期待感が増してきますね。
スカウティングというと古くはオフト時代にコーチが木に登って相手チームを視察する、とか、分析をもって、中国戦のひいきの引き倒しを予想するなど、相手のスタメンを予想する、なんていうスカウティングを思い出しますが、もうそんな時代ではないんでしょう。(古くてすみません。)
とはいえ、Jリーグでも数年前から試合前・試合中・試合後に出るデータが充実してきました。今までは多分に主観的な選手の評価ですが、どんどん数字で語られる世界になって行っています。私も試合後に出されるデータを見て分析するのが楽しみでもあります。感情の赴くままに振り返った後に、冷静にデータを見ると別の発見があって面白かったりします。
さて、塚本 修太 氏ですが、
イギリスのソレント大学サッカー学を学び、鹿児島ユナイテッドFC(通訳兼アシスタントコーチ)を経て2022年からモンテディオ山形でアナリスト就任。
通訳兼アシスタントコーチというのが、モウリーニョを彷彿する感がありますが、サッカー学ですか・・
ソレント大学に在籍なった経験を語っている面白い記事がありましたので載せてみました。すごい職業ですね。塚本アナリストもクラモフスキー監督から学び、いずれ監督へのステップを踏んでいくんでしょう。近い未来か遠い未来か楽しみですが、まずは山形のJ1昇格に貢献頂きたいと思います。よろしくお願いします。
いいデータをチームに提供して、自らの弱みを消し、相手の弱みを突く、盤石な試合を見せて頂きたいものです。
コメント