スプリングキャンプ真っ最中のこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
”交渉中”とされている外国籍選手の入団発表もなく(コロナ過もあり難しい状況なんでしょうね・・)、ヴィニシウスアラウージョ選手の情報もないという、マーケット的にはやや落ち着いた2週間となりました。
さて、パート1で3-4-2-1半田陸システム構想を提案いたしましたが、パート2は”DMFの守備”に着目したシステムを提案いたします。
その名も物量作戦。4-3-2-1システムです。
安定の4バックと守備重視の3DMFでスタートして、山田康太選手と新垣選手はワイドに開かせるのではなく、スタートポジションをセンターに構えます。
これを見ると守備的な布陣?と思われるかもしれません。当然、守備は安定します。
注目はここから繰り出される攻撃です。2人のAMFがポジションチェンジをしたり、サイドに開いたりすることで攻撃に必要なスペースを作り出します。
そこでポイントとなるのが、3人のDMFであったり、SB。特に南選手・小西選手・半田選手などが空いたスペースを自由に使っていきます。相手はマークにつきづらく、ポジションを変えながら自由に攻撃して点を取りまくります。
さらに、去年の課題としてあった、
・DMFが上がるけどスペースが残っておらず大渋滞。
・上がったDMFやSBの裏を突かれて被決定機。
・ポゼッションミスのリカバリー。
といった問題点を、上がるルールをある適度決めることでディフェンスの数を残すことで、同時に解決できる素晴らしいシステムです。
前線に張る2人のAMFやCFにも技術・フィジカル・スピードが望まれ、自由も与えられる。我らが10番、山田康太選手にも適したシステムと思います。
戦術も分かり易くなりますし、今年も継続される5名の交代枠をとても有効に使えると思いますので、(今の所)充実している選手層をとても有効に使えるものと思っています。そう、物量作戦です。
さて、この4-3-2-1システム。イタリアなんかでではかつてクリスマスツリーとも呼ばれており、かつてACミランにカカーが在籍した時に好まれて使っていたシステムです。。個人的にも星の数程あるフォーメーションの中で気に入っているシステムの一つです。
空いたスペースにどんどん上がっていけるし、守備の強度も保てるのでいいと思うんですが。
選手交代5名を見据えてこの選手層を作ったとしたら我が強化部グッジョブと思いますが、クラモフスキー監督の判断や如何に。
では、また。
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