山形:我らが10番、山田康太選手の適正ポジションはどこなのか?

 町田戦で信じられないようなスーパーゴールを決めた山田康太選手。
DMFの位置まで下りてきて、そこから一人でドリブルで持ち込んで2~3人を交わして自らゴールするという、信じられないようなプレーでした。

細かく見てみると
・左DMFの位置でスローインからボールを受け取ってルックアップ。
・前方にスペースがあるとわかり、そのままドリブルを開始し、すぐにトップスピードに到達。(これが凄い)
・右後方から中島選手がチェイスするも、もろともせずにトップスピードを維持
・正面からタックルに入った深津選手を左足で右にチョンとボールを出し交わす。
・一瞬離れたボールを信じられないようなボディバランスですぐに右足でコントロールし全くスピードを落とさずにドリブルを継続(これがさらに凄い)
・ペナルティ付近でややスピードを落とすも対峙した高橋選手をキックフェイントで釘付けにする。
・思い切りのよいミドルをゴール左に突き刺す。
文字に起こしてみると改めてすさまじい・・・

 これまで、すーさんパパは山田選手最大の良さは技術もさることながら”圧倒的なフィジカル”である、と言い続けてきましたが、このことが改めて示されたシーンだったのではないでしょうか。

 私は、山田康太選手を攻撃大好き、だけど守備も気になるししっかりやりたい、という往年の中田英寿氏にかぶらせています。中田氏も技術もさることながら圧倒的なフィジカル(特にアジリティー)で当時世界最高リーグであったイタリアで確固たる地位を築きました。

 さて本題ですが、山田康太選手の適正ポジションってどこなのでしょうか・・例えに出した中田氏はペルージャ時代は1トップの下、そこから少しずつポジションを下げ、現役最後はほぼDMFでキャリアを終えました。

私は現状での山田康太選手のベストなポジションは
4-3-2-1であれば3DMFの左、
4-4-1-1であれば1トップではなく、左のMF、
4-3-3であれば3のインサイドハーフ、
だと思っています。いわゆる2.5列目、というところです。

 山田康太選手が最も力が出せる条件として、前方に適度なスペースがあり、若干でいいのですが、考えることのできる時間が必要だ思っています。ダイレクトプレーを多用する状況にはあまり向かないのではないかと・・
 ですので、、守備の時にはきっちり組織の中でディフェンスをして、1vs1を制して自分でスペースを作るとか、いったん前線にはたくか、自ら持ち込んで状況をコントールし、機を見て自らゴール前に飛び込んだり、こぼれ球をダイレクトでシュートを打てる、という若干下がり目のポジションが適正なのではと考える次第です。

こればっかりは本人の意向もありますし、私だけの意見になりますので、見解の違いは必ずあると思います。

ただ、これだけは譲れない事実として、日本代表を狙える逸材が山形にいるということだと思います。
 我々にはしっかりと成長する環境を作り、プレーを冷静に評価して称賛するところは称賛し、叱咤激励をする時は叱咤激励して成長を促し、次のチーム(Jトップレベルか海外)、日本代表をねらうような選手する責任があるのだと思います。なので、個人的に要求は高いですし、ミスには厳しくなってしまいます・・・。

それでも、私は新スタジアムで山形の10番としてこけら落としの試合でゴールをあげ、日の丸を背負うことを夢見ています。

今日のプレーを見て相当に感傷的になってしまいました・・・

さらなる衝撃とチームリーダとしての活躍を我々に見せてくれるのを引き続き楽しみにしたいと思います。

話は変わり藤井竜王ー佐々木六段の人間将棋をABEMA観戦。
ABEMAトーナメント見ている人はわかると思うのですが、世間的には無口なイメージとは相反し、ウエットにとんだ発言もできるし、切り返しもうまいし、話も面白いんですよね。頭の回転が速い人ってそんな感じなんですよね・・
人の良さもうかがえ、悪く言う人が誰もいない。ご両親もいい教育をなさったのだと感心します。うちの子もいい子に育ちますように・・・(だいぶ本人の意思が強くなってきますが。。。)

では、また。
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