小西選手の”パススピード”と”止める蹴る”の重要性。対徳島 監督コメントへの感想と個人的な試合振り返り。

モンテディオ

今季初の連勝となった徳島戦、ここ4試合で3勝1分となり、上昇ムードの高まりを感じます。
連戦はまだまだこれから、フレッシュな選手を使いつつ勢いを維持していきたいところです。選手の皆さんには大変申し訳ないのですが、週に2度試合を見れる日々が2週間続く喜びを感じざるを得ません。

さて、監督コメントです。

2022明治安田生命J2リーグ第12節第1日徳島ヴォルティスvs.モンテディオ山形
モンテディオ山形の試合日程・結果を掲載。

気になった質疑。

Q.具体的にどんなところが山形はパフォーマンスが良かったのでしょうか。

A.全体的に自分たちがボールをうまく動かすことができていたと思いますし、自分たちがこの試合で使えると思っていたスペースをうまく使いながら前進することができたと思います。その中で良いチャンスも作れていたと思います。
別の日だったらもしかしたら複数点入ったかもしれません。そうならない日もあると思います。そういったときはしっかりと我慢しながら、自分たちの戦い方をコントロールしながら戦わなければいけないと思いますし、選手たちがそれをしっかりとやってくれたと思います。
重要な点はプレスをうまくかけることもできていたと思いますし、その中で守備の部分も強く戦えていたと思います。
攻撃の部分もしっかりと戦えたと思いますし、全体的にいいパフォーマンスを出せたと思っております。勝点3に値すると思っております。

モンテディオオフィシャルより

 クラモフスキー監督との意見に同感で、全体的にボールをうまく動かすことができたと感じます。
若干のスリルを感じながらも徳島のプレッシャーによる影響を最小限にとどめることができた最大の要因は小西選手の存在です(この試合については異論は認めない。)横浜FC戦では周囲との呼吸が合わずに機能していなかった問題もありましたが、この試合は周囲との距離感やドリブルでの打開が非常に効果的な印象を受けました。(山田康太選手のポジション取りという側面もありますが。)パス一辺倒ではなく、ドリブルではがせると本当に楽なんですよね。。もちろんリスクはあるのですが・・・

 また、小西選手はパス自体のスピードも高く、”ビシッ”と音が聞こえそうな球足の速い楔も入れており、効果的に感じました。が、問題点として、小西選手の早いパスに対応できない(トラップできない)選手がいたこともまた事実。日常の練習からトラップの技術を高めることが必要だと感じました。結局は止める・蹴るなんだよなぁ・・そのなかで、デラトーレ選手・山田康太選手は対応できており、さすがの印象を受けました。
 小西選手はクラモフスキー監督の信頼を確実に得たでしょうし、もっともっと試合に頭から出場する機会が増えるでしょうし、増えて当然のプレーぶりでした。まだまだ良くなりますよ!

 あとは気になったことをつらつらと。。

・見ごたえのあった半田選手と杉森選手の1on1
 山形右サイドでの攻防はなかなかの見ものでした。序盤は完全に杉森選手に翻弄されていた半田選手でしたが、時間が経つにつれ順応しイーブンに。守備時の1対1に不安のある半田選手にとっては収穫があったと感じます。

・デラトーレ選手
 守備もしっかりやるし、攻撃の時は効果なポストもするし当然ながら足元もしっかりしている。あとは決定力ですね。期待水準であることは疑いありませんが、水準を超える違いを次節はみせて欲しいところ。

・両センターバック
 地上戦も空中戦も安定感がすさまじい。ポゼッション時の細かいパスには不安はありますが、それさえ除けば間違いなくJ2トップクラスですね。さすがに次節以降はターンオーバーの必要があるので、木村選手も割って入るような成長を見せて欲しいところです。

では、また。すぐに長崎戦!
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