J2も前半戦21試合のうち14試合が終了し、折り返しまで残り7戦となりました。試合数からみるとちょうど1/3が終わったところです。
で、今回は現在の勝ち点と消化した相手関係から、残る前半戦の動向を探ってみようと思います。
評価の基準にしたのは
①現在の勝ち点
②各チームが14節までに試合をした相手が得た勝ち点
としました。
②ですが、例えば我らが山形であれば、
群馬 熊本 千葉 甲府 仙台 東京V 横浜FC 岡山 秋田 町田 大宮 徳島 長崎 栃木と試合をしてきているので、これらのチームが獲得した勝ち点を合計すると279になるという具合です。
各チームを合計し、対戦相手の勝ち点の合計順にソートしたのが下表となります。
表から、勝ち点上、最も強い相手と試合をしてきた、厳しい相手だったのは甲府、勝ち点も20を超えているので、昇格の有力候補か?という具合です。
※勝ち点20越えを赤字にしました。
チーム | 現在 勝ち点 | 対戦相手 勝ち点合計 |
甲府 | 21 | 288 |
大宮 | 13 | 286 |
琉球 | 7 | 280 |
山形 | 22 | 279 |
熊本 | 20 | 279 |
長崎 | 20 | 277 |
水戸 | 15 | 273 |
栃木 | 14 | 272 |
町田 | 19 | 268 |
岩手 | 11 | 267 |
仙台 | 26 | 267 |
東京V | 22 | 267 |
群馬 | 18 | 262 |
秋田 | 17 | 261 |
千葉 | 16 | 258 |
岡山 | 24 | 256 |
徳島 | 20 | 256 |
横浜FC | 29 | 255 |
大分 | 20 | 251 |
金沢 | 17 | 246 |
山口 | 20 | 246 |
新潟 | 26 | 244 |
表にしてみてもなるほどという感じなのですが、もう少し2次元的にみたいということで、マトリックスにしたのが下図となります。
ここからは考察です。客観的な数字のお話なので、山形サポであることをいったん忘れてお話をすることにします。
右上に行けば行くほど今の勝ち点を取れている、上に行けば行くほど、厳しい相手と戦ってきた、ととるのですが、
で、ここから読み取れることとして、
○横浜FC、新潟、岡山はどちらかとう言えば楽な相手と戦って勝ち点を得てきたので、今後落ちてくる可能性がある。
○大宮、琉球は厳しい相手と戦ったため、勝ち点が伸びなかったが、今後の7戦で巻き返す可能性がある。
○現段階で濃厚と思われるような有力な昇格候補、降格候補はいない。
というところが見えてきました。
ただ、あえてこのマトリックスからは甲府、山形、仙台が昇格候補候補(あえて候補の候補)、岩手、千葉、金沢といったところが降格候補候補くらいにはいえるのかな、と思います。
もちろん、勝ってきたから相手が弱いとか、負けてきたから相手が強いというところはあると思いますが、ひとつの指針としてはありかなぁと思います。
まぁ、あくまで数字のお話です。各々のチーム状態は刻々と変わるため、蓋を開けてみてどうなるか分かりませんが、分析から見ると抜けているチームはなく、少なくともまだまだ混戦が続くのは間違いないところかと思います。
では、また。
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