力の差を見せつけられた新潟戦から1週間。
天皇杯を挟んで調子を取り戻しつつある琉球をホームに迎えて、リスタートの一戦となります。
まずは山形と琉球のデータ比較。
ゴール期待値はSPORTERIAさんで公表している数値を使用させて頂いております。(ありがとうございます。)
勝負強さの考え方=得(失)点数とゴール(被)期待値で計算しており、つまり現実と理論のギャップを”勝負強さ”という数値に置き換えています。
攻撃=得点数 – ゴール期待値
守備=被ゴール期待値-失点数
勝負強さ=攻撃+守備
で計算しています。
順位 | 勝点 | 試合 | 勝数 | 引分 | 敗数 | 得点 | 失点 | 得失 | |
山形 | 6 | 27 | 17 | 7 | 6 | 4 | 26 | 18 | 8 |
琉球 | 21 | 15 | 19 | 3 | 6 | 10 | 23 | 35 | -12 |
◎攻撃 | ||||||
順位 | 山形 | 項目 | 琉球 | 順位 | ||
○ | 5 | 1.44 | シーズン平均得点 | 1.21 | 10 | ● |
○ | 1 | 2.20 | 直近6~10試合平均得点 | 0.60 | 19 | ● |
● | 12 | 1.00 | 直近1~5試合平均得点 | 1.40 | 5 | ○ |
| ||||||
○ | 10 | 1.19 | シーズン平均ゴール期待値 | 0.99 | 18 | ● |
○ | 2 | 1.63 | 直近6~10試合平均ゴール期待値 | 1.00 | 16 | ● |
● | 17 | 0.98 | 直近1~5試合平均ゴール期待値 | 1.16 | 13 | ○ |
↓ | 攻撃調子 | ↗ | ||||
◎守備 | ||||||
順位 | 山形 | 項目 | 琉球 | 順位 | ||
○ | 8 | 1.06 | シーズン平均失点 | 1.84 | 22 | ● |
○ | 1 | 0.40 | 直近6~10試合平均失点 | 1.40 | 13 | ● |
● | 12 | 1.20 | 直近1~5試合平均失点 | 1.00 | 7 | ○ |
| ||||||
○ | 6 | 0.96 | シーズン平均被ゴール期待値 | 1.38 | 17 | ● |
○ | 2 | 0.72 | 直近6~10試合平均被ゴール期待値 | 1.44 | 17 | ● |
○ | 8 | 0.97 | 直近1~5試合平均被ゴール期待値 | 1.19 | 13 | ● |
| ↓ | 守備調子 | ↑ | | ||
◎総合 | ||||||
順位 | 山形 | 項目 | 琉球 | 順位 | ||
○ | 8 | 0.22 | シーズン平均ゴール期待値差分 | -0.39 | 20 | ● |
○ | 1 | 0.92 | 直近6~10試合平均ゴール期待値差分 | -0.43 | 18 | ● |
— | 8 | 0.01 | 直近1~5試合平均ゴール期待値差分 | -0.03 | 12 | — |
| ↓ | 総合調子 | ↗ | | ||
◎勝負強さ | ||||||
順位 | 山形 | 項目 | 琉球 | 順位 | ||
○ | 8 | 0.16 | シーズン平均_勝負強さ | -0.24 | 18 | ● |
● | 15 | -0.21 | 直近1~5試合平均_勝負強さ | 0.43 | 6 | ○ |
データから分かる客観的事実。
・過去5試合から見る現状の総合力は五分。
・山形が攻/守/総合とも調子落ちに対しているのに対し、琉球は調子を上げている。
・シーズンの勝負強さは山形が上回るが、ここ最近は琉球が上。
6位対21位・・・。普通であれば、ホームの山形がどのようにして琉球を仕留めるか、という試合になると思うのですが、特にこの5試合をみるとほぼ互角。けが人もあって調子を落とした山形と、いよいよ調子を上げてきた琉球のがっぷり四つな展開になると考えています。
続いて琉球のJリーグ過去2試合のパスソナー
H 3-3△ 支配率52%
A 1-0 ● 支配率67%
去年から引き続きボールを大事にするスタイルです。攻撃力も決して低いわけではありません。(ここ5試合の平均得点は5位)ただ、改善されてきているとはいえ、守備からのポゼッションで簡単に相手に渡したり、プレッシングがかからなかったりとつけ入る隙は十分にある相手だと思います。相手の良さを出させないようにして、ハーフコードに押し込んで主導権を握り続ける展開にしたいところです。
スタメン予想です。
山田康太選手?(怪我?コンディション不良?)
南選手?(怪我?コンディション不良?)
●4-2-3-1
(左から)GK 後藤、DF山田拓、野田、山崎、川井、DMF藤田、小西 AMF チアゴアウベス、河合、新垣、FWデラトーレ。
SUB:藤嶋、吉田、國分、加藤、横山、木戸、鈴木。
天皇杯から中3日ということで、天皇杯にフル出場したメンバは先発見送りという無難な選択はあるのでしょうが、積極的なメンバ入れ替えの線で予想してみました。
ポイントは両SH。逆足の選手をSHに配置することで、攻撃のベクトルが外ではなく、中に向かうことを期待しています。デラトーレ選手が孤立する事態は避けたいとことろです。
★すーさんパパの注目ポイント★
○変えるか・変えないか。
何かを変えなければ、成長しなければ、(戻ってこなければ)新潟レベルには通用しないことははっきりしました。明らかに新潟よりはレベルの下がる相手に、人を変えて臨むのか、もう一度同じメンバでチャレンジするのか、指揮官の選択に注目しようと思います。
○DFラインに連動してプレッシャーを。
琉球のDFラインにはつけ入る隙が十分あります。前線の4人が連動してプレッシャーをかけることで、相手のミスを誘ったり、ボール奪取できる相手だと思います。気温上昇は気になるところではありますが、ひるまずに積極的に前から行って欲しいところです。
○山田康太選手、南選手。
どうなんでしょうねぇ・・
新潟戦、天皇杯をおえて、気持ちはリスタート。
新たなスタートをきっちり決めて欲しいところです。
U-21
半田選手・木村選手のスタメンはならず、押し込まれる時間もありましたが、試合は2-1で勝利。(さすがに2歳差は大きいですね。)半田選手はU-21でもファーストチョイスではなくなってきているかもしれませんね。2戦目は出場機会があるでしょうから(希望的観測)、いいアピールを見せて欲しいところです。それでも出れないなら、かえって来い!(お願いします。)
では、また。
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