2022シーズンワーストの内容となった水戸戦から中2日、切り替える時間が十分ないまま16節の延期となった岩手に乗り込みます。
中2日ということ、前節からの修正ということで選手の入れ替えが予想されますが、指揮官の選択はいかに。
まずは、岩手とのデータ比較。
ゴール期待値はSPORTERIAさんで公表している数値を使用させて頂いております。(ありがとうございます。)
勝負強さの考え方=得(失)点数とゴール(被)期待値で計算しており、つまり現実と理論のギャップを”勝負強さ”という数値に置き換えています。
攻撃=得点数 – ゴール期待値
守備=被ゴール期待値-失点数
勝負強さ=攻撃+守備
で計算しています。
順位 | 点 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 得失 | |
岩手 | 6 | 30 | 19 | 8 | 6 | 5 | 30 | 19 | 11 |
山形 | 21 | 18 | 20 | 5 | 3 | 12 | 14 | 35 | -21 |
◎攻撃 | ||||||
順位 | 岩手 | 項目 | 山形 | 順位 | ||
● | 21 | 0.70 | シーズン平均得点 | 1.50 | 5 | ○ |
● | 21 | 0.40 | 直近6~10試合平均得点 | 1.50 | 3 | ○ |
● | 16 | 1.00 | 直近1~5試合平均得点 | 1.20 | 11 | ○ |
| ||||||
○ | 6 | 1.28 | シーズン平均ゴール期待値 | 1.15 | 15 | ● |
— | 5 | 1.30 | 直近6~10試合平均ゴール期待値 | 1.22 | 14 | — |
○ | 1 | 1.53 | 直近1~5試合平均ゴール期待値 | 0.87 | 18 | ● |
↑ | 攻撃調子 | ↓ | ||||
◎守備 | ||||||
順位 | 岩手 | 項目 | 山形 | 順位 | ||
● | 21 | 1.75 | シーズン平均失点 | 1.00 | 6 | ○ |
● | 22 | 2.60 | 直近6~10試合平均失点 | 0.50 | 1 | ○ |
● | 18 | 1.67 | 直近1~5試合平均失点 | 1.00 | 4 | ○ |
| ||||||
● | 15 | 1.35 | シーズン平均被ゴール期待値 | 0.98 | 8 | ○ |
● | 18 | 1.55 | 直近6~10試合平均被ゴール期待値 | 0.72 | 2 | ○ |
● | 16 | 1.32 | 直近1~5試合平均被ゴール期待値 | 1.20 | 12 | ○ |
| ↑ | 守備調子 | ↓ | | ||
◎総合 | ||||||
順位 | 岩手 | 項目 | 山形 | 順位 | ||
● | 12 | -0.07 | シーズン平均ゴール期待値差分 | 0.17 | 9 | ○ |
● | 17 | -0.25 | 直近6~10試合平均ゴール期待値差分 | 0.50 | 3 | ○ |
○ | 6 | 0.22 | 直近1~5試合平均ゴール期待値差分 | -0.33 | 17 | ● |
| ↑ | 総合調子 | ↓ | | ||
◎勝負強さ | ||||||
順位 | 岩手 | 項目 | 山形 | 順位 | ||
● | 22 | -0.98 | シーズン平均_勝負強さ | 0.33 | 3 | ○ |
● | 22 | -0.89 | 直近1~5試合平均_勝負強さ | 0.53 | 4 | ○ |
◎データから分かる客観的事実
好調の岩手(ここ5試合6位)と不調の山形(ここ5試合17位)。
チーム力で戦う岩手と個の山形。
決定力は山形が上回る。
この5試合の試合内容は岩手が上です。勝って当然という雰囲気は間違いなく山形の足を引っ張ることになります。今の岩手はそんな簡単な相手ではないということは肝に銘じておかなければなりません。そんな気持ちが少しでもあったら簡単にやられてしまう、非常に危険な相手です。
スタメン予想です。
南選手?(怪我?コンディション不良?)
藤田選手?(怪我?コンディション不良?)
半田選手(U-21)
木村選手(U-21)
●4-2-3-1
(左から)GK 後藤、DF山田拓、野田、山崎、川井、DMF小西、河合 AMFチアゴアウベス、國分、新垣、FW鈴木。
SUB:藤嶋、松本、横山、木戸、荒川、山田康、デラトーレ。
吉田選手に変わり山田拓選手をスタートで左サイド。左のスタートはチアゴアウベス選手、右には新垣選手、CFには鈴木選手の起用と予想しました。また、感覚を詰めては使ってこなかった川井選手もここはスタートと予想しております。前節、途中交代の加藤選手は無理をさせずにメンバー外と予想しました。厳しい状況です。
怪我明けの山田康太選手はさすがにスタートからはリスクが高いと考えてサブ予想としました。いけるとなれば、國分選手が右に回ることになると思いますが、ここは無理させない方がよさそうに思いますが・・・
CFは鈴木選手をスタートから使い、前線からの守備や、楔、もちろん得点を期待したいと思います。これで課題が解決できると予想していますが、どうなるか。
で、前節の振り返りでも述べましたが、修正点はSHとCFのポジショニングと守備に絞られます。分かり易い修正点だと思いますので、即効性の高い選手の入れ替えによる対応での改善を望みます。デラトーレ選手も相手のパワーが落ちてきた後半途中からとして、リフレッシュした状態で臨み、爆発のきっかけにしてもらいたいと思います。
ポイントです。
●消耗戦必須。
たびたび書いていますが、岩手は全員がよく走る好チームです。ただ、このサッカーを中2日で90分やれるとは思いません。とはいえ、山形も当然中2日のため、必然的に消耗戦が予想されますので、途中交代の質にも注目です。最後の最後まで結果が見えない試合になると思います。
●SHのポジショニング。
前節はチアゴアウベス選手のポジションが高すぎたことにより、守備と攻撃が真っ二つになってしまうという問題を改善できませんでした。しっかりと修正が完了しているのかどうか。初めの5分、注目です。
●幻のフォーメーション?
水戸戦で、山田康太選手の投入から、さらに選手を入れ替えるまでの約10分間、デラトーレ選手が左SH、山田康太選手トップ下、國分選手1トップという幻のフォーメーションが披露されました。(気づいてました??)ボールを回しをスムーズにすること、前からのプレスをかけやすくする意図と思いますが、この試合でもこのフォーメーションが出てくる可能性もあるかと思っています。ちょっとだけ注目しています。(ちょっとだけです。)
さぁ、過ぎたことは反省してから切り替え、きっちりと修正した姿を見せてもらいましょう。
では、また。
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