対栃木 監督コメントとゴール期待値への感想、個人的な試合振り返り。ABEMAトーナメントとか。

モンテディオ

試合開始早々の失点から、目的が明確となった相手のブロックの前になすすべなく喫した栃木戦を、監督・”選手”コメントとゴール期待値で”冷静に”振り返ります。

まずはゴール期待値の振り返り。

J2 第24節 山形 vs 栃木 ゴール期待値
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 ゴール期待値は1.05。チャンスが作れていないわけではないのですが、一方的に守る相手に対して、1.05というのはJ2リーグシーズン平均1.15、山形シーズン平均1.17という数字をから見ても高いとは言えない数字。しっかりと中を固めて相手の守備にポイントを押さえられてしまった、というところが明確な試合だったかと思います。
 特に後半の選手交代直後の61分以降ではチャンスらしいチャンスも作れずと、残念ながら切り札も空回りになってしまいました。(そこで決めれば印象は違うのでしょうが。)
 引いた相手に対しては、有効な攻撃が仕掛けられないという山形の大きな問題がこの試合もでてしまった、と総括していいのかなぁ、と思います。

次に監督コメント。

2022明治安田生命J2リーグ第24節第1日モンテディオ山形vs.栃木SC
モンテディオ山形の試合日程・結果を掲載。

Q2:今日は試合をコントロールできていたとおっしゃいましたが、栃木が山形の攻撃に対策を講じてきていたようにも見えました。そこで上回っていくために必要なことはどこになるのでしょうか。
 
A.自分たちが作りたいスペースを作ることもできたと思いますし、ゲームをコントロールし、試合をコントロールすることもできていたと思います。
ただ、ゴールまでの20mの部分でシャープさが少し足りず、そこで1点取れれば相手をこじ開けていくことはできたと思います。
いいチャンスを作れていた部分もありました。前半には相手の良いセーブもありました。後半のチャンスも相手がラインギリギリでかき出したこともありました。
こういった試合の中で1点を取ってこじ開けていくところが今日はできませんでした。これをしっかりと振り返って、自分たちがよくやれた点でしたり、もっとシャープに改善しなければいけない点をしっかりと見ていきたいと思います。

モンテディオオフィシャルより

 藤原選手からチアゴアウベス選手のシュートや、後半の藤田選手のこぼれからからのミドル。冷静に見ると1点とるチャンスはあり、決まっていればまた試合展開は変わってきていたのでしょうが、決まらないときは悪い印象だけが残ってしまうというところはあるのだと思います。
 内容が良かった仙台戦を受けての試合ということも、落胆する一因となったことも否定できません。

で、今日は選手コメントも。山田康太選手。

Q:5戦勝利がなく、チームとして苦しい状況が続いていますが、いまのチームをどのように見ているのか、これからどのように改善していこうと考えているのかを聞かせてください。

A:正直、日々の練習から、苦しい試合を自分たちのゲームにして勝っていくようなチームの雰囲気ではないなと、最近感じていて、それを僕一人が感じているのか、チーム全員が感じているのかはわからないですけど、日々の紅白戦で、サブのチームがスタメンのチームに必死に食らいつくとか、そういう些細なことですけど、それが足りないなというのはここ数週間感じています。自分もコンディションが上がらずにサブ組として紅白戦でやるときがあり、ただの調整じゃないし、チーム全員で競争性がないと強いチームにはならないと僕は思っているので、そこは自分自身ももっとやっていかないといけないし、チームとして「仲のいいチームだね」で終わっちゃダメだと思うので、そこは突き詰めてやっていくべきだなと思います。

オフィシャルホームページより

ちょっと心配なコメントです。
勝者のメンタリティーとか、チームの雰囲気的なところが悪化している不安が・・・
勝利はもちろん良薬になるのでしょうが、根本的に何かが欠けているのか、心配です。

連勝が続き、前向きだった山形はもういません。今を見つめ、足りないところを少しずつ補うか(日々の練習)か大胆に変えていく(補強とか戦術変更とか監督・・・)ことが必要になってくるのだと思います。
まだまだ、これからですよ。

さて、話は変わりABEMAトーナメント。Dリーグ最終戦で衝撃の5-0。

手番結果チーム康光戦型チーム稲葉手番結果
1局目先崎学九段雁木稲葉陽八段
2局目佐藤康光九段角交換振り飛車服部慎一郎四段
3局目郷田真隆九段矢倉服部慎一郎四段
4局目佐藤康光九段角交換振り飛車服部慎一郎四段
5局目郷田真隆九段矢倉出口若武六段

5-0は第三回の決勝以来?(チーム永瀬:チーム渡辺)と思います。1局1局は独立しているとはいえ、差が開くとちょっとしたメンタルとかが影響されていくんでしょうねぇ。。
これでチーム稲葉が生放送の本選出場、チーム康光は敗退となってしまいました。一押しだけに残念です。

次週からは予選最後のEリーグ。
初戦からチーム藤井-チーム渡辺。竜王チームと名人チームの頂上バトルです。今から期待が抑えられません。。

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