J移籍市場オープン。ポジション別総括と23年補強ポイント DF編

モンテディオ

22年のポジション別総括と23年補強ポイント。本日はDF編です。

GK編はこちら。

まずは個人的な選手評価と移籍可能性です。(年齢は2023/2/1時点)

名前Pos.出生地年齢身長/体重出場ゴール評価移籍可能性
2山﨑 浩介DF埼玉県27182/804126.560%
3半田 陸DF山形県21176/633508.080%以上
5野田 裕喜DF熊本県25181/733726.560%
6山田 拓巳DF東京都33170/672105.020%以下
19松本 怜大DF埼玉県32175/701205.560%
26川井 歩DF山口県23177/663206.540%
30坂本 稀吏也DF兵庫県19184/78106.020%以下
37喜岡 佳太DF東京都25182/782115.520%以下
43吉田 泰授DF福島県22174/67106.020%以下

〇CB
 シーズンを通してレギュラーとして堅守の山形を支えた山崎選手、野田選手はともに評価としては及第点の6.5。
対人守備、クロス対応については申し分なく、まれなポカ以外は個でやられたシーンはほぼなかったのではないでしょうか。
 ただ、ビルドアップの貢献というところでは、安定感にかけており、特にプレッシャーを掛けられた場合のプレーに安定感を欠き、相手にボールを渡すこともしばしば散見されました。もちろん、プレスの剥がし方や飛ばし方などチーム戦術に起因するところもあるのですが、両選手にとっては個人戦術・技術というところで改善ポイントにあげたいと思います。
 移籍の可能性については、守備に不安を抱えるJ1チームから誘いがくる可能性もあると思います。前述のビルドアップの不安定な面をどう見るかというところだと思います。特に27歳の山崎選手に誘いがかかった場合、J1チャレンジのタイミングと考えても不思議ではなく、可能性を60%としています。
 両選手のどちらかが移籍した場合には、補強の重要性は高まります。残留の場合も、足元に優れた外国籍を含めたCBを考えてもおかしくないと思っています。

〇SB
 まずは半田選手。物足りなかった去年から、シーズン半ばから終盤にかけて大きく、恐ろしく、とんでもなく成長しました。皆さん同じ評価でしょうから説明不要でしょうが、対人・ポジショニング・上がるタイミング・そして技術、申し分ないと思います。もはやJ2の枠に収めておくことはできないことは明白です。
 当然、移籍についてのうわさも多く、G大阪、神戸などが動いているとの報道もすでにあります。ちょっと前にはローマとかの話も出ていましたしね。(そういえばどうなった?)何とか移籍金を置いておいてくれる契約を望みたいところです・・・。
 どこに行くにしても、半田選手には胸を張って次のステージに進み、日本を代表するせんしゅになってほしいです。いつか山形の新スタジアムでプレーする姿を楽しみに待ちたいと思います。

 川井歩選手もシーズン途中から左SBに定着。優れたポジショニングで山形のサッカーを支えました。ただ、スピードのある相手には振り切られるケースも多く、適正としてはDMFやSHなのかなぁと思います。個人的には来年は前目にポジション移した方が、より良さ出せるのではないかと思います。来シーズンの使い方に注目です。ポジショニングの正確さみえるサッカーIQの高さから、ほしいJ1チームが出てくる可能性もあると思いますので、移籍可能性は40%としました。
 松本選手は主にバックアッパーとしての活躍。個人的にはもっと使ってほしかった選手の一人で、対人もよく、攻撃にも積極的に出ていくプレーぶりはもっと評価されても良かったのではないかと思います。来季半田選手が抜け、川井選手が右や前に移ると出場機会が多くなると思いますので、残留になるとは思いますが、より多くプレーする機会を求めて他のJ2やJ3のチームに移籍する可能性も十分あると思い、移籍可能性は60%としています。

 他のメンバーは残留予想です。
偉大なるキャプテン山田選手も、他チームへの出場機会を求める可能性もないわけではないと思いますが、半田選手がいなくなるなるであろう来季に出場機会を得られる可能性もあること、(右の方がいいですかね)から残留と予想しました。

 再開試合での岡山戦で若手ものびていることが確認できたため、半田選手が抜けたとしても優先順位はそんなに高くはないと楽観的に考えていますが、常に新たな血を入れておきたいポジションでもあるため、他ポジションや取れる選手を見ながら契約を進めることになると思います。

では、また。次回はDMF編。
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