22年のポジション別総括と23年補強ポイント。本日はAMF編です。
まずは個人的な選手評価と移籍可能性です。(年齢は2023/2/1時点)
No. | 名前 | 出生地 | 年齢 | 出場 | 得点 | 評価 | 移籍可能性 |
25 | 國分 伸太郎 | 岡山県 | 28 | 39 | 3 | 5.5 | 20%以下 |
17 | 加藤 大樹 | 奈良県 | 29 | 38 | 6 | 6.0 | 20%以下 |
10 | 山田 康太 | 神奈川県 | 23 | 35 | 5 | 6.0 | 60% |
20 | チアゴ アウベス | ポルトガル | 26 | 34 | 10 | 5.5 | 80%以上 |
22 | 河合 秀人 | 大阪府 | 29 | 31 | 0 | 6.0 | 20%以下 |
41 | 樺山 諒乃介 | 大阪府 | 20 | 22 | 2 | 5.5 | 60%(R) |
14 | 新垣 貴之 | 沖縄県 | 26 | 9 | 0 | 5.0 | 20%以下 |
24 | 横山 塁 | 東京都 | 23 | 9 | 1 | 5.0 | 20%以下 |
AMFに関しては、怪我やコロナの影響もあり、多くの選手が多くのポジションで試さたシーズンでした。が、最終的にはスタートは21シーズン同様に加藤・山田康・國分3選手のユニットで固定、後半途中に総替えするパターンに落ち着きました。前線から激しくプレッシャーをかけるクラモフスキーサッカーではこのポジションで90分で続けるのは非常に難しいということでしょうね。
まず、両翼の國分・加藤の両選手です。
國分選手は主に右サイドで幅を取って攻撃のスイッチを入れる役割を、加藤選手はスピードとスタミナを生かし、裏抜けと相手左サイドの攻撃のケアという上下運動を繰り返す重要なタスクを担っていました。その役割的には及第点と見ることもできるのでしょうが、去年の中原選手のような圧倒的な違いを見せることができたか、と言われると個人的には物足りない結果だったのかと思います。
現状、加藤選手には攻撃時の1対1の突破能力、国分選手には球際の強さとオフザボールの動きという明確な課題があります。来季は各々向上しないと難しい立場に置かれるのではないかと考えています。ともに移籍の可能性は20%以下としたものの、来年も2人がスタメンで出続けるという考えは私の中ではありません。
次に山田康太選手。シーズン終盤につれてようやくフィットしていましたが、シーズン当初に期待した内容からは大きくかけ離れる結果となってしまったというのは衆目の一致するところでしょう。個人的にも町田戦などで見せたスーパープレーを毎試合見られるという非常に高い期待をしていたために、非常に残念なシーズンになってしまいました。シーズンを通して怪我もなく、コンディションが整っていたならば、結果は間違いなく異なっていたことでしょう。
移籍可能性は60%。間違いなく今シーズンの移籍マーケットの中心の一人となると思います。移籍するも残るも本人次第。さて、去年の決断と今年の出来を踏まえて出す結論は。個人的には残る率も結構あると思っていますが・・・
チアゴアウベス選手は移籍確率80%。プレースタイルからも好不調の波が非常に激しい選手でした。個人的には中でもっと自由にやらせたほうが良さが出せたと思いますが、守備力が低いので仕方なかったかもしれません。
樺山選手は基本的にはレンタル終了と思いますが、横浜FMが放出した場合は獲得できるチャンスがあるかと思います。攻撃時のプレーにまだ軽さがあり、大事なところでは使いにくい印象はぬぐえません。ただ、まだまだ伸びる選手だと思いますので確保できるのであれば確保するべきと思います。
河合選手については中盤より上ならどこでもできるというユーティリティ性や、持ち前のスピードでチャンスを作る機会も多く見せてくれました。チーム事情から後半途中から出ることが多いシーズンとなってしまいましたが、来季はスタートから右サイドのスタメンを確保できるのではないでしょうか。
山田康太選手・チアゴアウベス選手の動向もありますが、新垣選手も怪我ということで、補強(補充?)は不可欠。来年も今のサッカーを続けるということであれば、最低でも6人の計算できる選手が必要となります。外国籍の選手を含めてということになると思いますが、サイドで1対1で勝負ができるタイプを獲得できればなぁと思います。
では、また。
次回はFW編。
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