まだまだ続くオフシーズン。クラモフスキーサッカー2022の成果と反省点

モンテディオ

 22シーズンが終わってかなり時間がたったように感じますが、まだまだ12月。契約更新情報や新加入選手の情報が出てきておりますが、まだまだ12月中旬。選手にとっては珍しい長めのオフと思いますので、しっかり英気を養っていただきたいと思います。

 例年、J1からの海外移籍があって、J1の補強選手が決まり、引き抜かれたJ2チームはそこから補強選手を決め、さらに引き抜かれたJ3のチームが陣容を固めていく、ということになるので、まだまだ時間はかかりますね。12月開催のワールドカップの非な部分でしょうか。

 ということで、まだまだ総括する時間は十分にあるので、今回は2022シーズンのクラモフスキーサッカーの総括をしたいと思います。

 個人的な感想として、21シーズンからリスクマネジメントと攻撃のオートマティズムの向上を果たしたという印象です。
 21シーズンは攻撃100%。DMFがどんどん前に上がっていき、状況によってはDMF2人とSB1人加わり7人で攻めるという超攻撃的な姿勢を持ち続けました。爆発的な攻撃力はあるものの、カウンター一発で沈む試合もしばしばあり、非常に理不尽な・・・という思いも何度もしました。多くの指摘をこのブログでも指摘させていただきました。

 その改善なのかは分かりませんが、22シーズンの大きなチームとしての約束事として、
1.DMFの1名は必ず後ろに残る。
2.SBはポゼッション時は中に絞り、やみくもに上がることは禁止。
3.右サイドはAMFにセットしてから。
 があったと感じています。

 結果、攻めて攻めて攻めてからのカウンター一発での失点や、ボールを奪われてもいきなり同数や守備側が少ないケースというのは極端に減ったのではないかと思います。これは大きな成果だったと思います。
 一方、それにより少なくなった攻撃選手を右サイドのオートマティズムの向上により補うべく、国分選手でセットし、DMF・AMF・SB・CFが多くの決まりごとに沿って多くのチャンスを作り出すというところを徹底していました。効果があった半面、怪我などの問題で、それをこなせる右サイドが国分選手だけとなり、替えが利かなかったという問題は残ってしまいましたが。

 話を戻すと、リスクマネジメントとオートマティズムの追及により安定感は増し、チームとして去年よりも多くの勝ち点を得ることにつながったと思っており、大きな進歩を感じることができました。

 ただ、攻撃を右サイドでの約束ごとと左サイドでの裏抜けということに執着してしまったため、戦術の流動性という弱点を最後の最後まで解決することができませんでした。流動性は個人によるものが大きいので、その部分を担う目論見であったであろう山田康太選手の怪我やコンディション不良というところが大きな誤算だったのではないかとと考えています。

 23シーズンに向けて、クラモフスキー監督がどのような改善策を考えているのか、違いを見せられる選手を獲得することができるのか、非常に楽しみなところです。

 新外国籍選手の情報がまだなのですが、ヴィニシウスアラウージョ選手の復帰とかどう?

では、また。
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