J2 第11節 対東京V(A) 1-2 ○ “サイドバック”復権。”持続可能な”待望の勝利!

モンテディオ

連敗を8で止めた見事な勝利。
試合終了時にすべての選手がピッチに崩れ落ちる姿を見ると胸を打たれるものがありました。(いつもからそうしろとは言いません。試合展開もありますしね。)

さて、この試合、大きな戦術変更がありました。(正確に言うと前節から始めた戦術変更が形になったというところでしょうか。)スタメン発表時は3バック?2トップ?という可能性もあると思いましたが、始まってみれば4-2-3-1でスタート。ただ、これまでのサイドバックが上がって中に絞るいわゆる”偽サイドバック”を完全に廃止し、DMFとAMFの小西・南・田中の3選手でシンプルに形を作って前線に渡すというやり方を徹底したように見えました。結果、3選手に与えられたスペースを自由に使ってボールを回し、前線の藤本・イサカゼイン・後藤3選手にいい形でボールを渡すことができたのかな、と思っています。
 そしてサイドバック。右は喜岡選手でセンターのケアができるように配置(アーセナルのベン・ホワイトとか冨安なイメージ?)、左は山田選手がシンプルにサイドを駆け上がっていく。サイドバックの復権を大いに感じる試合でした。点も決めたキャプテン。さすがっす。

 偶然による勝利であれば、今後も勝ちづらいとは思いますが、個の勝利は非常に理にかなった持続可能な勝利と考えます。ただ、センターの3選手の誰かが抜けたときにそれを再現できるかという心配は常につきまということになりますが。

 そして長谷川選手。正直内容は後藤選手に劣ることは否めないとは思いますが、流れを変える素晴らしいパフォーマンスでした。次に勝ちを逃すまでチャンスは与えられるだろうと思います。試合後の後藤選手との抱擁にも感動しました。

 最後に採点です。
早い時間での交代となりましたが、先制点を決めて流れを完全にもってきたキャプテン山田選手をMOMとしました。
久しぶりの勝利なのでほぼ高評価ですが、慣れないサイドバックとはいえ、1対1で分が悪かった喜岡選手とPK献上の吉田選手は低評価。吉田選手はなんとかバスケス・バイロン選手と対峙していましたが、若さがでてしまったかなと思います。落ち着いたパス回しをしていましたので、この試合をいい経験として成長していってほしいと思います。

流れを変わりました。(多分)
反逆の精神で。では、また。
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