J2 第18節 対熊本(A) 0-3 ○ “山形の熊本選手と熊本出身の野田選手による我慢の勝利”

モンテディオ

 我慢我慢でつかみ取った3連勝!

 単発のカウンターを仕掛けるものの、基本的には押し込まれ続けた前半になってしまい、後半もかなり厳しい試合になると覚悟していましたが、ボールの取りどころを少し上げたこと、なによりチアゴアウベス選手の先制点で試合の流れをつかむことに成功。CKからの野田選手の得点で優位を築いて押し切ったという試合だったと思います。


 ヒヤヒヤながらも、これでようやく2試合目のクリーンシート。要因は守備意識の向上だったり、戦術的なものとかいろいろあると思いますが、最大の要因としてあげたいのが”山形の”熊本選手と”熊本出身の”野田選手の守備陣によるところといえると思いますが、とりわけ熊本選手の充実ぶりを強調したいと思います。
 思いおこせば、(最近ですが)開幕スタメンからの32分の負傷退場。これが起点かはわかりませんが失点続きとなった山形。復帰後、出場時間とコンディションの上昇につれて失点が減ってきたのは無関係ではないように思います。行くところ行かないところの判断や、フリーな選手を見つけて正確に出せるパス技術、ボールを10mほど短期で運べる能力もは非常に優れたものを感じます。山形在籍時の良かった時の熊本選手が完全に戻ってきましたので、今後も期待できると思います。

 一方で前節も言及しましたが、ちょっと野田選手の状況は気がかりです。責任感はものすごく伝わっていて、自分でなんとかしようという気持ちがプレーから感じるのですが、一人で背負わず、もう少し肩の力を抜いてプレーしたらどうでしょうか。1本で決めようとして簡単に相手に渡すフィード、一発で取り切ろうして危険な位置で犯すファールなど、なんとか修正していただきたいところです。気持ちで修正できるのではないでしょうか。西村・喜岡の両選手を試す手もあるとは思います。

 藤本選手がいない今、できることはすべてやった試合だったと思います。相変わらずプレッシャーがかかった状態での藤田選手のクオリティーは低いですし、南選手にドリブルで持ち込むプレーは期待できません。今ある戦力で最大限の結果を出すべく、今後も取り組んでいただきたいと思います。

試合後の渡邉監督の自信満々のインタビューには勇気づけられるものがあります。さぁ、まだまだ上を見て。

最後に採点です。
MOMは再三のスーパーセーブの後藤選手。
守備の要の熊本選手を次点としました。いよいよ自分の型で3連勝の渡邉監督も文句なくの高評価です。
3-0の勝利ということもありますが、皆が自分の役割を果たしたため、全員が及第点となります。

さぁ、下を気にする時間はもう終わり、といいたいところですが、次節は真価が問われる”最強”清水戦。どんな試合になることやら・・・・

では、また
(現在15位(暫定) 21位まで-6、6位まで+6、2位まで+11)
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