久しぶりの勝利、しかも大勝となった長崎戦。ゴール期待値と監督コメントで振り返ります。
まずはスタッツとゴール期待値。データはSPORTERAを使用。
もう少し圧倒していた印象がありましたが、ゴール期待値は長崎を下回る結果に。
一方のFootystatusは1.94-1.78で山形に軍配。ゴール期待値算出の求め方はいろいろでしょうが、この試合でいえば、Footystatusの方が印象に近いかなと思っています。シュート数が多ければ数字が大きくなる、シュートを打たないとカウントされない、というところがポイントなんでしょうね。
続いて監督コメント。
質疑は加藤選手と高江選手、西村選手の起用理由について。聞きたいことがピンポイントに聞けたのでよかったです。で、その中で2問をピックアップしました。
Q:左サイドに加藤大樹選手を起用しました。これまで國分伸太郎選手を使っていた中で、今回加藤選手を使った意図を聞かせてください。
A:冒頭申し上げたように、まずはあまり考え込みすぎず、シンプルに背後を取りたいというところですね。
そこでスピードのある選手を我々のワイドに置いて、しっかりとシンプルにも背後をとりましょう、背中をとりましょうといったところを強調したかった。そこの適任が大樹だったというところです。
その起用に見事にゴールという形でも答えてくれましたし、守備でもしっかりスイッチを入れてくれましたし、非常に大きな貢献をしてくれたと思っています。Q:今日はセンターバックを野田裕喜選手から西村慧祐に代えて起用しました。フアンマ選手への対応もあると思いますが、その意図を聞かせてください。
A:細かいところは差し控えさせてください。ただ、この負け込んでいたところでの流れだったり、この間の水戸戦の敗戦での流れだったり、そういったものを私なりに考えて決断した今日のセンターバックのコンビというところです。
モンテディオオフィシャルより
西村もずっとハイパフォーマンスを続けていてくれたんですよね。それでも使うことができなかったっていうところは、本当僕も心苦しい部分があって、熊(本雄太)も含めて3人、ハイレベルな競争していた。今、(喜岡)佳太も怪我から戻ってきて、またそこの輪に加わろうとしている。本当に彼らが切磋琢磨して、個人のレベルを上げてくれれば、チームのためにもなると思いますし、そういったトレーニング、ゲームというものをこれからも繰り返し続けていって欲しいなと思います。
ただ、今日のその決断した理由というものに関しては、ここではコメントを差し控えさせてください。
まず加藤選手。
ここ数試合は國分選手を左、田中選手を真ん中においてコンビネーションで崩す、ということを狙っていたところを加藤選手を左に置くことでわかりやすく裏を狙いましょう、という至ってシンプルな理由なんですね。
とはいえ、副産物として左サイドの守備意識が高まったということもあったでしょうし、昨日の試合ではこちらの方が適していたということなんでしょうね。
好みは國分選手の左ですが、安定して勝ちを持ってこれるのはどちらかというと加藤選手の左ということのような気がします。とはいえ、チアゴアウベス選手が帰ってきたらどうするか、ということにはなるのでしょうが。
で、野田選手に代わって西村選手先発の件。
監督コメントからの歯切れの悪さは気になりますが、前節までも散見していた安易なパスミスと裏抜けについていけないコンディションを指摘していたことは想像に難くないと思っています。とはいえ次節は熊本が有給。野田選手が復帰するのか喜岡選手が使われるか、それともまだ見ぬ補強選手か。
指揮官の判断と強化部の動き(動いていれば)が問われそうです。
では、また。
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