J2 第30節対千葉(H) 1-0 〇 ”辛抱強泥臭くただひたすらにゴール死守。ようやく五分に！”

お互いに昇格圏をうかがう千葉との一戦は、粘り強く、泥臭く守り続けての勝利で4連勝。昇格プレーオフ圏内にさらに近づく結果となりました。

　試合としては試合前から降り続く雨もあって難しい状況ということもあったか、千葉の攻撃を我慢強く守る展開に。一方で高い集中力と粘り強い守備で被決定機はほとんど与えることもない一方で、藤本選手と宮城選手を欠く攻撃陣はなかなかチャンスを作れずに試合が進んでいく状況。
正直0-0が妥当な試合かと思いましたが、小西選手のフリーキック一閃！（というかデフレクションによるものでしたが・・・）値千金のゴールが生まれて先制。終盤は奥の手とばかりに西村・熊本・野田の3バックが誕生。しっかりと抑えきっての勝利。という試合だったように思います。繰り返しになりますが、試合的にはスコアレスが妥当な試合でしょうが、こういう試合をものにするのが大きいんでしょうね。。

　で、ここ数試合につながった要因として挙げられるのは守備陣のポゼッションの安定感だと思っています。ポゼッションのためのポゼッションのために無理にDMFにつけて相手に渡すよりも、確実につなげる場合はつける、無理な場合はやり直すか相手DFの裏を狙う、ということに明確なルール付けを行っていることが伺え、チャンスボールを相手に渡すことがほとんどなくなりました。自滅癖が無くなったことと4連勝を達成したことは大きな関連性があるような気がしてます。

　CBについて。
安定感とフィードに優れた熊本選手をスタートから見たいという希望は絶えずあるのですが、このできであれば、無理にごり押しすることもできないかなと思っています。野田・西村両選手による見事なパフォーマンスでした。

　小西選手。
　得点は決めたものの、それ以外のパフォーマンスはまだまだ。継続して使われる状況になるといいのですが、ちょっと信頼がおけるできかというとまだまだ時間がかかりそうです。ポテンシャルは圧倒的なので辛抱してお待ちしております。

　高江選手。
　いるのが当たり前になってしまいましたが、この選手の加入がチームに与えた影響は計り知れないです。運動量・技術・視野。。町田戦が楽しみですね。。

　さて、観客数も12000人越え。ナツフクのプレゼントがあったとはいいえ、雨の中でこの数字は凄すぎです。フロントの皆様の頑張りにも敬意を表したいです。ウエザーニュースでも刻々と天気予報が変わっていき、午前中は試合中は大丈夫かなと思っていましたが、豪雨・・・・初見の方もいらっしゃったでしょうから、勝ってよかったです。。。

　最後に採点です。
MOMには西村選手。難しいコンデションながら守っては鉄壁、ポゼッションではセンターに入っての安定感を評価しました。