いわき戦は1-3での逆転勝利。先制点を取られ、あまりにも低調な内容で、正直負けを覚悟しましたが、途中から入った選手たちの躍動で3得点し逆転勝利となりました。
内容が乏しかった原因としては、いわきが山形のボールホルダに対してきっちりプレスをかけたことに起因はしているのですが、いつもならもう少し動いてギャップを作って簡単に外せるところも引っかかっていましたし、昨日甲府が勝ち、明日千葉が試合ということで、なにがなんでも勝たなければならないという見えないプレッシャーがあったのかなと思っています。特に高江選手にそれを感じて、チーム全体に伝搬してしまったかという印象です。単発攻撃となってはいたものの、1点とれば違ったんでしょうが・・・・
この経験ができたことを前向きに捉えてレギュラーシーズンの最終戦に臨んでほしいところです。
一方途中から入ったチアゴアウベス・高橋・デラトーレ・横山の攻撃陣には非常に高い推進力がありました。もう点を取るしかないというスタメンの選手たちとは逆のメンタルが利いたのかなと思いますが、4選手とも非常にいいできだったと思います。
特に、今日のチアゴアウベス選手は非常に素晴らしい内容でした。徐々に試合勘も戻しているようにみえ、ある程度前にスペースがありましたし、まさに無双状態でした。チアゴアウベス選手をベンチにおいておけるのは非常に心強い。ただ、警告3枚なのが、やや不安なところではあります。
（最終戦で食らったらPO1回戦は出れないはず）
↓Jリーグ規律委員会より
2試合連続で得点の高橋選手、お待ちかねのデラトーレ選手と途中出場の選手たちで結果を出したことは本当に頼もしいかぎりです。先に点を取られてもまだなんとかなると、前向きな気持ちでいられるのは間違いなくいいことだと思います。だいぶ選手変わったなぁ・・・・
で、最後に懸念点。このブログでもさんざん言っていますが、膠着状態になったときに何とかしようと出す野田選手のチャレンジングなパスと軽いディフェンス。大事な試合でやらかしかねないので、本当に控えて欲しいと思っています。もはやここまできて熊本選手を使えとはいいませんので、なんとかそこだけ留意してもらえると嬉しいです。
最後に採点です。
スタートのメンバは低調で、途中出場の選手を高評価。
MOMは1G1Aのチアゴアウベス選手。まさに切り札たる活躍だったと思います。
さて、いよいよプレーオフ（0回戦）。
明日試合の千葉・大分を含めると圏内は下記の4チームに絞られました。
5 甲府 64 +11
6 山形 64 +9
7 千葉 64 +9 ※明日試合
8 長崎 62 +12
しかも最終戦が、甲府-山形、千葉-長崎と直接対決となる恐ろしい状況となります。（恐るべし日程くん）
千葉の試合が明日というところでそれが終わってからではないと状況は整理できないのですが、仮に千葉が引き分け以下だと、長崎の得失点差が有利なことによる自力の可能性が出てくるのが面白いところかと思います。
明日千葉が勝てば山形甲府が直接対決なので、圏内決定で最終戦を迎えるということになります。
山形-甲府は勝ったほうが進出。引き分けだと長崎有利というわけのわからない展開となる感じでしょうか。
昇格まであと3連勝が必要と難しい状況は続きますが、なんとか勝利を勝ち取ることを最後まで期待していきたいと思います。
では、また。
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