渡邉監督契約延長の報。
継続性という観点と、監督そのものの能力という観点からみてもいいニュースだと思います。
ただ、サポータ目線で言うと盲目的に賛成して信頼を示すのは悪いことではないと思いますが、昨年途中からトップチームの監督に就任して約二年、やはり疑問の残る点もあったので、その辺も客観的にしっかり論評してあげることで、来年に向けた改善をしていってほしいと思います。
まず、いい点としては
・攻撃戦術構築力
・モチベーター能力(人心掌握力)
・ハーフタイムでの戦術修正力
になると思います。
ポゼッションについては選手の能力がついてこずに用意していたものが披露できないという散見されてはしまいましたが、そこはどちらかと言えば選手の問題。構築する能力としてはシーズン通してみることができたと思っています。選手の配置とか運び方とかも先進的ですし、今年度はロングボールを使うという、より多様的な攻撃戦術を披露してくれたと思っています。
また、ハーフタイムでの修正力も高く、前半で上手くいかない場合でもハーフタイムで適切な修正を施して、後半では別チームになっているというシーンも当たり前のように見られました。直近ではプレーオフ準決勝で前後半で全く別チームにしたことでも証明していると思います。
当然、INSIDEなどを見てもモチベータとしての能力にも疑問は感じません。
で、逆に改善点・不満な点としては、
・選手の能力を見抜く目(コーチ陣含む)
・先発メンバを変える意識の低さ
があげられます。(異論は認めますが。)
今シーズン苦しんだ大きな要因の一つとして、CFがいなくなった(いなかった?)ということを除けば、南選手にこだわりすぎたことと安部選手を早々に先発に定着させることができなかった、ということが非常に大きいと思っています。
安部選手についてはコンディションの問題があったのであえて論評はしませんが、もう少し定着が早かったら少なくとも降格圏を気にする必要は無かったと思います・・・・。
ただ、南選手についてはシーズン開幕から本来の出来からは程遠く、3戦目から変えるという決断も十分にできたと思っています。連勝してしまったために修正は遅れたということもあるのでしょうが、先発したメンバでの戦術的な修正を優先し、選手を代えることによる修正が遅れてしまうということは大きな改善点だと思います。昨シーズン、藤田選手を外すのに時間がかかり、巻き返しに時間がかかりましたが、同じことが2年連続で起きています。それ以外にもJ2のレベルには達していない狩野のベンチ入りや加藤千尋選手の起用などもありました。
来年は勝った試合でも悪い選手は変えるという決断を間違いなく下し、そもそも選手の能力や調子をしっかりと見定めることを望みます。コーチ陣もいるわけなので、コーチングスタッフを含めて監督をサポートする必要もあると思いますので、なんとか改善を・・・。
と、いろいろ書きましたが、すーさんパパ的には今回の続投は”大賛成”であり、契約延長については非常に満足しています。来年こそ渡邉監督とともにJ1昇格に向けて進んでいきたいと思っています。
ついで、土居聖真選手、契約延長の報。
今夏、移籍加入した段階でほぼ規定路線だったとは思いますので、驚きはありませんが、閉幕早々というタイミングに来年への意欲を感じてしまいます。(気にしすぎでしょうか。)
おそらく土居選手にとって山形が最後のチームになることでしょうし、来年も山形のアイコンとして、チームの先頭に立って活躍してほしいと思います。
では、また。
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